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割烹や料亭ではお馴染みのお座敷すだれの決定版

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お座敷すだれの決定版 No.8 http://item.rakuten.co.jp/omakase/c/0000000143/ せっかく店長ブログを書いているので、お座敷すだれとしては相当良い部類の商品を紹介してみたいと思います。 画像や動画からも品の良さが伝わると思いますよ。 二つ節通り節四方縁菊房銀いぶし平かぎ付と言います。 二つ節っていうのは、一枚の簾に節が二箇所あって、それが上から下までくるものの事。 それとは別に三節とか乱れ節というものがありまして、二つ節の方が竹の成長具合で選別されていく。 だから、一般には二つ節の座敷すだれは高級品と言われます。 後は、表面の処理、裏面の処理をどうしていくのかという点も、お座敷すだれの見どころ。 鍵はいぶし銀・・・これも一般的な鍵より重い、ずっしりくる、見ればすぐわかる高級感。 房は菊房という種類。 一応、おまかせ工房では御簾の価格に比例して、鍵房もそれに併せて付けてあります。 なかには、房鍵だけ別のものに取り替えたいというお客様もいますので、その時には相談してみてください。 ただ、やはり御簾と房鍵ってペアになるので、一方が良ければそれに併せてもう一方も良くしていく方がいいと思います。 動画でも紹介。 おそらく部屋で使えば誰もがなびくと思います。 品があるよな~って思うはず。 竹ひごの太さも細かいわけです。 これらのお座敷すだれは主に業務用として、まとめて製作する方が多いですね。 座敷間用といえばそうなります。 お料理を際立出せるには店舗の備品も良くてはいけません。 でも、家庭の場合にはそう何枚も何枚もいらないんですが、おまかせ工房では1枚からでもしっかり作ります。 特注サイズでも製作できますが、横幅が95センチを超える場合には注意してください。 95センチを超えると二つ節の竹が存在しません。 ですので、この組み合わせで作れるけど、二つ節にはならないってことです。 天然素材を利用するので、その辺はご理解願います。 お座敷すだれNo.8 http://item.rakuten.co.jp/omakase/c/0000000143/ 興味のある方は是非ご覧くださ

交換用の房と鍵・・・座敷すだれ用

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交換用の房と鍵・・・座敷すだれ用 http://item.rakuten.co.jp/omakase/c/0000000548/ この商品を販売し始めたときには需要ないだろうなと思っていましたが、予想は外れるもの。 意外と需要があるんだなと思います。 お座敷すだれに欠かせない「房と鍵」。 交換などしないだろうと思っていましたが、、、一体何に使われているか興味津々。 交換部品として使うのか、それとも他の用途があるのか。 房鍵には種類がいろいろあるってことを知らなかったみたいですね。 最初から付いているものが全てと思っていた人が多かったです。 ただ、違いもわからなかったようでして、あれこれ電話で聞かれました。 平鍵については3種類あります。 とりわけ人気の高いのが銀古美。 お座敷すだれは金具を変えるだけで一変しますから、良い金具を付けたがるのかもしれない。 房について、よじれ、切り房などがありますが、これはなかなか口では説明ができません。 価格に比例していくものです。 お座敷すだれを買ったときには予算もなかったけど、金具だけ交換しようかな、、、なんて思ったら同等もしくは上の金具に交換することを薦めています。 どう考えても、その方が持っていて嬉しいと思うからです。 お座敷すだれの房と鍵 http://item.rakuten.co.jp/omakase/c/0000000548/ 興味のある方は是非ご覧ください。

すだれが濡れてしまったら・・・・対処法

すだれが濡れてしまったら・・・・対処法 今回の店長ブログは過去に買っていただいたお客様からの相談内容です。 こんなこともあるんだな・・・と思いましたので、せっかくだからご紹介。 「お座敷すだれを掛けていた部屋が雨漏りで、すだれがびしょ濡れになったんだけど、どうしたらいい?」 という内容です。 雨漏りですが?、、、、全くの想定外。 ちょうど台風19号が来ていたので、雨漏りのご家庭もあったかと思いますが、雨漏りでびしょ濡れって、考えもしなかったですね。 要するに、お座敷すだれが濡れた時にはどうしたらいいか?ということで返答しましたが・・・。 まず、 1.拭かない 2.広げて陰干し 3.勢いよく丸めない これだけです。 おそらく「拭かない」という部分に違和感があると思いますが、拭いてはいけない。 お座敷すれは、濡れていなくても拭いてはいけない。 拭くと竹が黒くなる、ゴミが詰まるから。 普段の掃除でも拭かない、ではどうするかと言えば「はたく」 はたいてゴミやホコリを落とす。 広げて日陰干しって部分はわかると思いますが、すぐに丸めないでください。 縦糸が濡れて乾くと少し縮むと思います。 ここで勢いよくクルクル丸めてしまうと、糸が急激に伸びて切れてしまうこともある。 だから、ゆっくりと丸める。 濡れたときの対処法です。 お座敷すだれの専門店 おまかせ工房 http://www.omakase-factory.org/ 興味のある方は是非ご覧ください。

お座敷すだれ専用金具  延長押掛の使い方

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お座敷すだれ専用金具  延長押掛 http://item.rakuten.co.jp/omakase/c/0000000152/ 長押(なげし)の中で使い方がわからないという方が若干見受けられるものに「延長押し掛け」があります。 そもそも鴨居ってものを知らないと話が始まらないわけでして、言葉は聞いたことがあるけどどこからこどまでが鴨居と言うのかを知らない人がいます。 鴨居と思っていたら単なる木の棒だったとかいうこともある。 洋間で鴨居はまずありません。 鴨居風、鴨居代用の部分であればありますね、木の棒という表現がしっくりくると思います。 鴨居っていうのは和室間仕切り部分にあります、周囲に添ってもある。 つまり、部屋をぐるりと囲んでいる木枠です。 上から見たことなどないと思いますが、図のように凹みがありまして、何かを引っ掛けられるように作られている。 この凹み部分は利用価値が高くて、額縁を引っ掛けたり、すだれを引っ掛けたりする部分です。 住宅によっては凹みがないこともありますが・・・・。 押し掛けは、平べったい金具でして、そのままペタンと貼り付けるように取り付けることもあれば、図のように折り曲げて使うこともある。 さらには切断して長さを調節してみたりと、利用頻度の高い金具であることは確かですが、一発勝負で長さを決めてもらう必要がある。 クネクネと折曲げを繰り返すと折れてしまいます。 2本1組で使うのが基本なので、2本並べて同時に曲げると左右の長さが合いますね。 定規でもあてて一発で決めて下さい。 金属特有のことですけどクネクネ折り曲げていると熱を持って折れます。 だから、一回で決めること。 何回まで折り曲げられるのか?なんて実験はしていません。 一回で決めれば問題ないわけです。 上部分の凹みがない場合には、そのまま貼り付けるように取り付ける。 穴が一箇所合いていますが、いいポジションになければ後から開ける。 キリのようなものでも開くし、ドリルでも開く。 でも、鴨居には凹みがあるので、長さ的にはこれで十分、穴に釘を差す必要は余りありません。 要するに、お座敷すだれ自体が普段から意識するものでもないし、掛け方も毎日しているわけでもない、まして、鴨居の事な